長尾謙杜(なにわ男子)が劇場映画初主演を務める映画『おいしくて泣くとき』より、新たに追加キャストが解禁!ひとりで子ども食堂を切り盛りし、不器用ながらどんなときでも息子に寄り添おうとする心也の父親・耕平を安田顕、心也の亡き母・南を美村里江、そして突然離れ離れになった夕花の幸せを願い続けながら、父の想いを受け継ぎ食堂を守る30年後の心也をディーン・フジオカが演じている。そのほか、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵といった実力派俳優たちが脇を固める。
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あわせて到着したメインビジュアルは、抱き合う心也と夕花の泣き顔を捉えた切なさあふれる2人の姿が映し出され、足元にクローバーが広がる美しい情景にも目を奪われる。新たに添えられた「世界のどこかで 君が笑っていますように」という印象的なコピーには、離れてしまっても相手の幸せを想い続ける切実さが表現され、さらに切なさを増す。最下段には今回出演が発表となった30年後の心也(ディーン・フジオカ)と心也の父・耕平(安田顕)の姿も添えられている。
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本作への出演について、安田は「出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました」、ディーンは「このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています」とそれぞれコメントしている。
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前回解禁となった特報映像は30秒という短さながら「映像みただけでもうるうるしてしまった」「透明感と切なさが溢れていて良作の予感…!」「ハンカチとティッシュもって観に行きます」とすでに涙を予想した感想とともに瞬く間に広がり、公式SNSは1日もたたずにフォロワー数が1万人を超え、YouTubeではあっという間に50万回再生を超えるなど大きな反響を呼んだ。今回の本予告では、母親を亡くした心也と家に居場所のない夕花、それぞれ孤独を抱えた2人が心を通わせていく様子から突然の別れまでが描かれる。30年の時を経て、大人になった心也のもとに届いた、夕花が姿を消した秘密とは──?
■『おいしくて泣くとき』本予告
心也と夕花が思いの丈を叫ぶ声とともに、感情を高めていくのはこの度初解禁となる主題歌「フィラメント」。手掛けるのはテレビアニメや映画、ドラマなど多くの主題歌を担当し、その透明感あふれる歌声で全世代から熱い指示を集めるシンガーソングライターUru。森沢明夫原作の映画「夏美のホタル」(16)の主題歌が自身のデビュー曲で、森沢作品2度目の主題歌を務める。
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タイトルの“フィラメント”とは、電球・真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する線のこと。本作への主題歌に込めた思いについて、「起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました」とフィラメントがなしている役割と本作に描かれる心也と夕花の思いを重ねた。楽曲について横尾監督、原作の森沢明夫、そして主演の長尾謙杜がコメントを寄せており、長尾は「Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております」と感謝を述べている。
4月4日(金)全国公開